開催都市と日付: ヴォルゴグラード州, スタヴロポリ地方, アストラハン州, カルムイク共和国
講師:高橋 亨
実施時間:10:00-12:00
講演要旨
VUCA(Volatility, Uncertainty, Complexity, Ambiguity)の時代、すなわち、変化が激しく、先が見えない時代に経営の舵を取るのは、生易しいことではありません。グローバル化の進展、AIを始めとするテクノロジーの進化に伴い、ビジネス環境は激変しています。
企業においては、新たな機会が生まれているというポジティブな側面がある一方で、変化に対応できない、先行きが不透明でどうしていいか分からないといったネガティブな側面も散見されます。加えて、個人の価値観も多様化している中で、組織において、如何に従業員のエンゲージメントを高め、組織を活性化するのかは、大きな課題になっています。加えて、現在世界を席巻しているコロナ禍が更に状況を複雑なものとしています。
本講義では、変化の中で企業が置かれている状況、課題を明らかにしたうえで、ロシアにおける特に中小企業における従業員のエンゲージメント、モチベーション向上へのソリューションを提示します
【講義の流れ】
- VUCAの時代における企業経営とは?
- VUCAの時代におけるマクロ環境の変化とは?
- マクロ環境の変化、コロナ禍が、企業経営環境にどのような影響を与えているか?
- VUCAの時代に従業員が直面する課題とは?
- 先が見えない時代の組織課題とは?
- 社員のモチベーション、エンゲージメントがなぜ高まらないのか?
- コロナ禍が従業員に対してどのような影響を与えているか?
- 従業員のエンゲージメントを高める方法論とは?
- エンゲージメントが高い状態とは?
- エンゲージメントを高めるための3つの要素を理解する
- 組織の存在意義(Purpose)を定義し、社員に共有されている
- 社員の自己成長の機会が提供されている
- 組織の透明性(Transparency)が高まっている
3.3つの要素を実現するための難所(Hurdle)と方法論を理解する
4. エンゲージメントを高めるために、リーダーが果たす役割を理解する