開催都市と日付:ヴォルゴグラード、ウラジーミル(12月2日, 12月13日)
講師:城ケ崎 寛
実施時間:10:00-17:00
(概要)
1.持続的イノベーションと破壊的イノベーション 2時間(正味1時間)
2.イノベーション経営と顧客価値経営の理論 3時間(正味1時間半)
3.イノベーション演習 1時間(正味30分)
第一部では、主として日本が得意な持続的イノベーションと、主としてアメリカ企業が得意な破壊的イノベーションの質的な違いと、現状における状況認識を日本においては、中小企業の事例を、アメリカにおいては、GAFAの事例を取り上げて説明する。また、近年の日本の破壊的イノベーションに対する取り組みとして、デジタルイノベーションとオープンイノベーションへの取り組み事例を紹介する。
第二部では、イノベーションの類型に関する理論をとりあげる。持続的イノベーションでは、カイゼン思考、人間性尊重経営をとりあげ、破壊的イノベーションでは、アート思考、デザイン思考、顧客価値経営をとりあげる。そのうえで、持続的イノベーションのデジタル化である、デジタルカイゼンをとりあげ、デジタル経営の中でも、カイゼンの考え方が有効であることを紹介する。
第三部では、イノベーション経営に関する演習に取り組み、如何にイノベーション経営に取り組むことが重要なのかを認識し、行動喚起する。
(詳細)
- 持続的イノベーションと破壊的イノベーション
(1)持続的イノベーションに強い日本企業
(2)破壊的イノベーションに強いGAFA
(3)日本企業の破壊的イノベーションへの取り組み
- イノベーション経営と顧客価値経営の理論
(1)日本の持続的イノベーションを支える理論
(A)カイゼン思考 (B)人間性尊重経営
(2)破壊的イノベーションの理論
(A)アート思考とデザイン思考 (B)顧客価値経営
(3)持続的イノベーションのデジタル化
(A)デジタルカイゼン手法 (B)IoT/AI導入による生産性向上
3.イノベーション演習
(1)ケーススタディにもとづく、イノベーション演習
以上